こんにちは、saccoです。
本日は「世にも簡単な額作り」、後編は組み立てです。
多少なりとも木工に心得のある方は笑わないで下さいよ~。
基本のキみたいな話ですからね。それでも、saccoの場合は箸より重いものを持ったことのない箱入りおばさんですから、それなりに試行錯誤して失敗しながら造りましたよ~。
必要な資材はこちらを参照くださいね。
木を裁断
まずは、L字の檜角材ををカットします。
斜め45度に正確にカットするには、手では難しいと思いますので、電ノコを推奨します。当たり前と言えば当たり前ですが、向かい合う木材の長さはピタ~っと合わせて下さい。ここが狂っていると。コーナーが直角になりませんからね。アクリル板もマットも入りませんよ~。
誤差が1mmを超えたら許容範囲外です。ぴったり長さが合うまで多少短くなってもいいので電ノコしてください。
電ノコのクセを正しく把握してください。ハガネを下ろした時に木にあたる箇所と実際に切れる箇所を認識したうえで、ブイ~ンとやる前に何度も合わせて調整してくださいよ。
切断面です。ササクレだっている場合は紙やすりをあてて綺麗にして下さいね。慌てずゆっくり歯を下ろすと綺麗に斬れますよ。
また、木を斬る時には木材の下にもう一枚、薄い板で良いので捨て木をあてておいてください。
そうしないと、かなりの確率で木材が割れてしまいます。
接合
木材がぴったり切れれば、70%くらい難関は突破です。
接合はこんな感じ。接着面に木工用ボンドを付けて、ベルトクランプでギュギュギュっと絞めます。
そんなに強く絞める必要はありません。四隅のクランプの真ん中あたりに木が来るようにして下さいね。そうしないと絞めた時にクランプが倒れてしまいますので。
また、クランプ真ん中に木をズリズリっと上げる時には必ず水平になるようにしてくださいね。そうでないと歪んだ額になってしまいます。
ギュギュギュッと絞めるとボンドがブニュ~っとはみ出して来ます。後で取るのは大変なので、この時点で歯ブラシなんかで綺麗にお掃除しておきましょう。
ペインティング
ボンドが乾いてしっかり固まったら、次は塗装です。
saccoはスプレー式のアクリルスプレーを使いました。ネットで探した情報によるとツヤ有りタイプがむら無く塗れるという事でしたので。
実際やってみると、う~ん、結構難しかったですね。噴射の強さがなかなか均一にならず、狙ったところに思ったように噴射できず、てな感で。木よりも新聞紙にばかり塗装してたような。。。
このサイズでだいたい3個つくるのに1缶くらい使いました。
結論から言うと刷毛塗りの方が使い易かったように思います。
因みにこの作業をする時は、ビニール手袋必須です。手が大変な事になります。
アクリル、マット、裏板のカット
塗装が終わったら後は仕上げです。
材料編で記載したとおり、アクリル板を入手しアクリルカッターでカットします。
アクリルをカットする時の要注意事項、アクリル板に少し溝ができるまでは、定規をあてて慎重に、あまり力を入れすぎないようにしてくださいね。力むと思わぬところにカッターがツイ~ンと滑ります。傷が付いたらアクリル板は使い物にならなくなります。特に最初は神経集中して、慎重にやってくださいよ。
また、カットをする時のサイズですが、アクリル板は暖かくなると膨張するから、真夏以外は2mmくらい木より小さめにカットするようにしてください。
そして、アクリル、マット、裏板全てに言える事ですが、カットする時は、もちろんピッタリがベストですが、1mm程度、木より小さ目にカットしてください。当たり前ですが、木より0.1でも大きければセットできません。この0.1mmを後でヤスリなどで調整するのはとても大変です。アクリルカッターでカットするのも大変だし汚くなります。大きくなるくらいだったら気持ち小さめ、と思っておいた方が無難です。
トンボ、板つり取り付け
ま、こんな感じで。一手間を惜しまずに、常にメジャーで図って綺麗に揃えましょう。
さて、こんな感じで仕上がりましたよ。
紐も通して裏面はこんな感じ。
ははは~、下手くそ。
塗装の前にはマスキングをしておくと良かったですね。
裏板もあってない~。次からはもっと上手に。。。
で、表は、
ま、こんな感じで。表から見るとそれなり、かな?
はい、精進して木工スキルも向上するよう努力しますです。
という事で、不器用saccoの額作り、皆さんの参考になれば幸いです。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。