こんにちは、saccoです。
すっかりブログ更新の間隔が空いてしまいました。
本日は帯の絵付けについてご紹介です。
昨年暮れに、初チャレンジした帯の絵付けが、なかなかいい感じだったので、引き続き描いてみることにしました。
こちらは前回の記事です。
まず、絵付け用の帯ですが、練習用という事で、ヤフオク無地帯10本まとめて500円、を落札しました。送料の方が高くて^_^;1100円、合計1600円ですので、1本あたり160円。何の躊躇もなく練習できます。
今回はちょっとモダンな感じで、水彩画のようなテイストで芙蓉を描いてみることにしました。
で、前回同様、先ずはお試しで手先(お太鼓の内側に隠れる部分。ちらっとだけ見えます。)に描画。
前回はパリっとした目の細かい絹でしたので、絵具が乗っかる感じで描き易かったのですが、今回は素材知れずの目の粗い布地です。描いてみると滲む、滲む。
アクリル絵具と水と筆先の状態を意識しながら布地との相性を確かめる感じで描きました。
うん、なんとか行けそうだ。布地の特徴も把握できました。
という事で続けて制作を進めることに。
ここで先ず帯を洗濯しました。
薄いお色目でなんとなく薄汚れていたので。
ドライクリーニング用の洗剤でさっと洗い、のり付けをしました。
手先に描いた絵は、少し退色した感はありましたが、洗濯で流れることなくちゃんと定着していました。
帯のアイロン掛けが終わったら、一度帯を締めて、お太鼓、胴の柄の来る位置を確認し、目印に安全ピンを止めて置きました。
あとはひたすら描くのみ。
これはお太鼓の部分の描き始めです。お日様が当たって赤く写っていますが、同じ薄ピンクの帯です。
下書き無しにランダムに描き始めます。ま、面倒くさい、っていうのと、失敗してもいいや、という気楽さ故ですが。うっすら鉛筆で花の位置だけ当たりを取りました。
途中、一度、帯を締めて位置が問題ないか確認します。
うん、大丈夫そうだね。
お太鼓は鏡に映して。背中よじってるから、着物に斜め皺入ってます^_^;。
以下でとりあえず完成としました。
お太鼓部分は、間近で見ると粗が目立つのでもう少し整えようかな。。。
上は胴。
下はお太鼓。
saccoオリジナルの帯の完成です。
ちょっとヨレっとしていますが、いや~、楽しかった。
次回からは、もう少し質の良いぱりっとした帯に描きたいな。
絵と着物、自分の中では相関関係なく、それぞれに別の趣味だったのですが、素敵な接点が出来ました。
着物ははまっていくと奥が深く、渋い色合わせに意外な色の差し色がものすごくカッコ良かったり、実はアートな感性が凄くくすぐられるアイテムです。
まだまだ、当分、着物遊びが続きそう。。。
本日もお立ち寄りいただきましてありがとうございました。