お絵描きeveryday

趣味で続けている絵画を通じて、皆さんに情報発信していきたいと思います。多くの皆さんに鑑賞していただき、ご意見頂けるよう、頑張って更新していきたいと思います。

リトアニア ヴィルニュス お絵描き散歩(その2)

こんにちは、saccoです。

今日も長居のギャラリーに行って来ました。遠路はるばる東京から友達が、そして更に、20うん年前に逢って以来、という新入社員時代のお友達とも再会。いずれもfacebookで繋がった事がきっかけで。SNSと個展の相乗効果で叶った出逢い、なんとも感動的な時間を過ごすことができましたよ。

さて、本日のお題は前回に引き続きヴィルニュスお絵描き散歩です。

まずはヴィルニュスの旧市街で最も高いと言われる聖ヨハネ教会の鐘楼からの景色をご紹介。聖ヨハネ教会はヴィルニュス大学の敷地から入る事ができます。大学と共通券になっています。エレベータで楽々アップ。ともあれ、高いところに登ると街全体が把握できていいですね。景色も素敵。

う~ん、いいお天気、絶景、絶景!

が、しかし、眺めは良くてもお絵描き、となると、なかなかどこをどんな風にトリミングするかは難しいものです。

こーんな景色。

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高いところから観ると、森林に囲まれた美しい街ですね。教会が方々にあります。

う~ん、綺麗だけどなんか纏まりが無いなあ。。。

こーんな景色も。

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横長の構図、いいかも。。。

上の写真の色彩を画像編集アプリでちょっと加工してみました。

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うわっ、しぶ~~~い。sacco好みです。とう事でこちらの景色をグレートーンで描画してみました。

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制作当初は、この上から淡ーく彩色して、無彩色と彩色の狭間の微妙な美しさを追っかける予定でした。が、ここまで来たら、絵画の方から、もうこれくらいでいいんじゃない、って言ってきまして、こちらの絵画はシンプルにこの辺で筆を置きました。(正直言うと、別の紙で彩色してみたところイメージ通りにいかなかったので、ここで止めることにしました。)

ちょっと専門的な話になりますが、紙は版画用のベラン・アルシュです。色はクリームです。水彩画にベラン・アルシュを使うというのは珍しい選択かと思いますが、たまたま版画用に手持ちがあったので使ってみました。コットンパルプ(100%)です。版画用ですので紙が柔らかくサイジングが甘い感じで、絵の具がふわっと入ります。淡い感じの作品に版画紙を使うのは結構好きで、ハーネミューレもこれに近い感じですね。

絵の具はシュミンケ ホラダムのペインズグレーを使っています。ペインズグレーはそのまま使わず、僅かに緑や紫系の色で色味を振るのがお気に入りです。

 

鐘楼からの景色は、こちらも作品にしましたよ。

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こちらは、しぶかっこいい路線ではなく、童話の世界のようなイメージで描きました。

スクウェアがかわいいね。

作品はこちら。ペン画に淡く透明水彩で彩色しています。

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気をつけたのは堅くならないこと。ですので、できるだけペンのラインに沿ってピッチリ彩色しないように、わざと少し隙間を空けたり、角を丸く彩色したり。

ペンは強くなりすぎないようにグレーを使いました。少し赤味に振ったワームグレーです。手前の広場にはアリンコのような人物も配しましたよ。左奥の方には聖アンナ教会の美しい鐘楼が見えます。かわいい。。。。

 

さて、魅力的なお絵描きショット満載のヴィルニュス、その他の景色もご紹介。

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こんな美しい川が旧市街の中を流れています。ウジュピスをぐるっと囲むように流れているヴィリニャ川です。ああ、美しすぎる。。。

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こちらもウジュピス。なんだかのいい感じの建物です。

 さてさて、本日はお絵描きショット満載のヴィルニュスのご紹介でした。

綺麗な街並みを観ても、どこをどのように切り取って作品にするかは結構悩むところです。皆さんの街並みスケッチの参考になれば幸いです。

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

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