こんにちは、saccoです。
ブログ書かなくちゃ、と思っているうちに今日で9月も終わりか~。
まだまだ暑いながらも秋ですね。
前回↓、こちらで書いた芍薬を銀箔の上に描いて見ました。
下の方に葉っぱをゆるく描き込み、硫黄で焼いてみました。
花びらは胡粉を塗り、透け加減なんかも加減しながら、ペンを併用。
前回のワームグレーのペンだけでは、箔の強さに負けるので、黒のペンも部分的に使いました。
もう少し描き込んでこんな感じ↓。
上の画像の方が風情があるかな、って感じですが、箔の上に描画すると光の当たり具合で角度によって描いたものが見えなかったりするので、胡粉を足したり、ペン書きを強くしたり、といい加減を探ってみました。
また、箔の上の描画の場合、絵具がズルっと動きやすいので、今回はアートグルーという溶剤を使ってみました。初めての使用です。アクリル性なので一度固まると動きにくいかな、と思いまして。
楽天 100ml
Amazonは大容量ですが。
硫黄で焼きたくない箇所はアートグルーで被覆しております。アートグルーは水で薄めると少しだけ箔が焼けるようで、なかなか使えます。葉っぱの明るい箇所は薄めたアートグルーを筆で描くように塗布しています。また、膠とくらべ乾いた際の収縮が少ないのも利点です。以前、焼け止めに膠で被覆した際、膠が乾くと、その収縮で箔が引っ張られボロボロと剥がれるというトラブルがありました。
ついでに箔押しは以前にもこちらで書いたかと思いますが箔糊が何せ使い易いです。
小容量のものを貼っておりますが、私は250mlのものを使っております。100mlでも、けっこう長持ちします。
楽天↓
Amazon↓
あまり道具や技法に凝るつもりは無いのですが、自分の好みの表現をしようと思うと、いろいろと探ってみることになりますね。
葉っぱの強い色は銀箔の上から直接、黒のペンでゴリゴリ描いております。
花びらは胡粉の上から、そっと点描などで描いております。
アートグルーは、膠と比べ定着が良いので重ねて塗るときのトラブルは少ない感じかな。また、常温で固まらない、とか、腐らない、というのも使い易いですね。
膠とどのような場面で使い分けるか、暫く試してみようと思うます。
作品中、ところどころ見えているオレンジは、描画中に手に箔がひっついてめくれたところです^_^;。それも味になるといいのですが。。。
なんやかんやと試してみるのは楽しいですね。
ご参考になれば幸いです。
本日もお立ち寄りいただきありがとうございました。