こんにちは、saccoです。
今日は休日ですので、長居の画廊喫茶リトルギャラリーさんで開催中の個展に行ってきました。
個展のご案内はこちら↓
師走の忙しい時期にも関わらず多くのお客様にご来場いただきました。
どうもありがとうございました。
さて、本題に入りまして、本日のお題は昨年(2017年)春に行ったバルト三国の中の一つ、リトアニアの首都ヴィルニュスのお絵描きリポートです。
リトアニアはバルト三国の一番南、ベラルーシの北側に位置する国です。三国の中で最も素朴な景観が残っているとの事で期待も高まり、ゆっくり5泊して味わって来ました。
ヴィルニュスの旧市街は観光地としてこじんまりと綺麗に整備されています。が、メインのエリアをちょっと外れると、そこにはどこか共産国時代の名残を残したような古めかしい建造物があります。
メジャーな観光資源であるゲディミダス城など、それはそれで見応えはありますが、いかにも観光地、という感じがどうも。。。
お絵描きスポットとしては、歴史の流れから取り残されたような景観がsaccoの好みであります。
こちらは、夜明けの門通りの東側、円形劇場に繋がるボクシュト通りです。
この崩れかけた塀が魅力的、という事でこんな作品になりました。
通常、あまり風景に人物を入れないのですが、こちらは後ろ姿の女性が良いアクセントとなっていたので後から追加してみました。
下り坂の緩やかなカーブの感じを出すことを狙いとしましたよ。
古びた塀の向こうにある現代建築は省略した訳ですが、省略したところをどのように自然に纏めるか、というのが実は案外と難しいですね。この作品では、最後に暗くトーンを落として塀とのコントラストを強くして纏めました。
次はウジュピス。
ぶらぶら歩きをしていて見かけた古い壁。お絵描き目線でなければ通り過ぎてしまうような所ですが、なんだか絵心をそそられまして、
こんな作品に。ボロボロのレンガの壁にキューンと来ました。
作品はどちらも長居のリトルギャラリーさんで展示中です。
以上、今日は古い街並みを素材に作品を制作した事例のご紹介でした。
ガイドブックには載っていない自分だけの素敵ショットを探し歩くのは旅の楽しみですね、是非あなたも。
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。