お絵描きeveryday

趣味で続けている絵画を通じて、皆さんに情報発信していきたいと思います。多くの皆さんに鑑賞していただき、ご意見頂けるよう、頑張って更新していきたいと思います。

個展を開催する 会場にて(最終回)

こんにちは、saccoです。


「個展を開催する」シリーズもついに最終回。
お伝え漏れは無いかな、ちゃんと伝わったかな。
今日は「会場にて」という事で、ラフな感じで「こんなこと気をつけるといいよ~」という事を何点か。
頑張って準備して迎えた本番です。しっかり楽しんで、しっかり収獲を得ましょう。

 

ご来場者に何で本個展を知ったかを聞く

次回以降の開催に向けて、効果的な広報手段を知るためです。
知人・友人はもちろんですが、見ず知らずの方が自分の個展に興味を持って足を運んでくださることはとても嬉しいことです。

saccoの場合、広報媒体としては

  • 新聞
  • ギャラリーさんのポスター

で知った、という方が殆どでした。
逆にDMで知った、という方は一人、二人。。。DMの設置についてはもう少し工夫が必要なようです。
また、SNSは殆ど活用できませんでした。今の時代、新聞よりもSNSの方が圧倒的に効力を発する筈です。
これは次回以降の課題です。

また、何に興味を持ってご来場いただいたか、については

  • 「ペン画淡彩」という技法に興味を持った
  • バルト三国に興味を持った

という方が多かったです。

どちらも、あまり一般的でないレア感からか、「是非観たい!」と台風の中駆けつけてくださった方もいらっしゃり、とても嬉しかったです。

受けを狙って画材や画題を選ぶわけではありませんが、少し珍しい部分を強調して広報すると効果的ですね。

価格についての感想を聞く

あまりダイレクトには聞きづらいですが、お客様が高いと思っておられるか、安いと感じておられるか、軽く探っておくと次回以降の参考になります。
絵画の価格は、一般的に言って値上げはいいけど、値下げは避けたいところです。
(先にご購入いただいたお客様に失礼になるから)
下げられない、ということは最初は低めに設定して、感触をみながら可能であれば少しずつ上げていく、という事になります。
マチュアですから、あまりシビアに考える必要はないのですが、少~し意識しておいて、次回の参考にするといいでしょう。これからプロを目指す駆け出し作家さんにとっては、とても重要なお話ですね。

どこが気に入っていただいたか聞く

ご購入を決めていただいたお客様には、どのような点を気に入っていただいたか、是非お伺いしておきましょう。
「売る」ことばかりを意識して、自分の描きたいものを描かないのは本末転倒ですが、第三者の目で見て自分の作品のどのような点に魅力があるのかを知っておくことは、次の制作のモチベーションを上げます。
逆に自分のこだわっている点が案外評価されない、なんてこともあります。もっと拘りを突き詰めていく必要があるのか、視点や方法を変えるのか、制作の見直しに繋げることができれば個展の成果は絶大です。

その他

せっかく個展を足を運んでいただいたお客様に対し、心配りを忘れないようにしましょう。
あまり一人の方に偏り過ぎず、広くお声賭けをしましょう。
また、駆けつけてくださったお友達と盛り上がるのは結構ですが、一般の方が入りづらくならないように気をつけましょう。これは、自分がギャラリーに行く際に気になることですが、身内で盛り上がっていて入場しても気づいて貰えないと、軽い疎外感を感じますのでね。

 

以上、本日は個展当日に感じたことなどを纏めてみました。
これで「個展を開催する」シリーズ、締めさせていただきます~。
初個展は、実に多くの気づきがありました。当たり前すぎることを記載している箇所もあるかと思いますが、是非是非、初個展の開催をもくろんでいる方の参考にしていただければと思います。

 

次回よろしくお願いいたします。

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