こんにちは、saccoです。
ちまちまと手を入れ続けた猫のみーちゃん、これで終了といたします。
ちょっと画像が暗くなってしまいましたが。
見れば見るほど、手を入れるべきところが出て来て、なかなかfinishできないのが色鉛筆画です。
油性の色鉛筆ゆえ、加筆はできますが、大きく修正はできません。
なので、いろいろと見直すべきポイントは出てきますが、次作の課題といたします。
ここでちょっと振り返り。
振り返りをする上で大切なのは、上手くいかなかったところを見つける事はもちろんですが、良かった点を探す事こそ大事だそうです。
なので、先ずは良かった点探しをしましょう。
自画自賛にはなってしまいますが、みーちゃんの表情、これはよしとしておきましょう。何かたくらんでる感じのやんちゃ感は表現できたのではないでしょうか。
髭の生えてる付け根の詳細や、つるっとした鼻、梅ゼリーの目玉はもっともっと追求できたかも知れません。そうすると、もっと表情が生き生きしたのではないでしょうか。
そして、上手くいかなかった点。
これは特にボディーですが、もっと骨格を感じさせるように、最初から神経を集中させるべきでした。シマシマ模様や毛の向きは、お肉に沿って微妙なうねりがありますが、そこをしっかり意識せずに描いてしまいました。背中に回り込む感じもあまいですね。後から修正しようと試みましたが出来ませんでした。お顔に満足してしまい、集中力を欠いてしまったようです。もう一つ質量感が出ていませんね。
また、色の選択も課題です。デジタルの画像では、どうしても色が赤み、青み、緑、と振り幅が広くなってしまいますが、実際はそんなに振れていないと思います。もっと複雑で深く、しかも纏まり感があるはず。写真を見て描く絵の限界を感じます。
ところで、鉛筆デッサンでは明るいトーンをネリゴムで消しながら追っかけることが出来ますが、油性の色鉛筆でも同様の事ができる事を本日発見しました。もちろん、鉛筆ほどは消えませんが、大きな明るい流れを作るのには有効です。手前の腕の明るいトーンはネリゴムで作りました。
そんなこんなをしっかりと意識して、次作のみーちゃんは、もっともっと魅力的になりますように。
みーちゃん、いっぱいの気づきをありがとう。
本日もお立ち寄りいただきありがとうございます。