こんにちは、saccoです。
本日は、色鉛筆の削り方について。
色鉛筆画は、色鉛筆の芯先をトントンに尖らせて描くのが基本です。
濃いくしっかり色を入れたい時、ついつい力を入れて丸い芯先で擦ってしまいますが、そうすると紙の目地が潰れ、表面が芯に圧されてピカピカにテカってしまいます。そうなると、もう上から色が入らず、テカりも邪魔ですし、混色もできません。
細かな描写に尖った芯先はもちろんのこと、たとえ広い面積でも尖った芯先で線を重ねて色面を作っていくことが大切です。
そこで重要なのが色鉛筆の削り方です。デッサンの時の鉛筆のようにカッターナイフで削ってみると、これがなかなか上手くトントンの芯先が作れません。カッターを使いこなした方が思い通りの芯先が作れるかと思いましたが、鉛筆に比べ芯が柔らかいため、尖らせようと思っても先が崩れてしまって無駄に色鉛筆が短くなってしまいます。
高級な色鉛筆だと1本あたり結構なお値段がしますのでね、ここは無駄は省きたいところ。
試した結果、お勧めは鉛筆削りです。
いつもはスクールの鉛筆削りを使っていたのですが、夏休みの帰省中、鉛筆削りが手元に無く、試しにダイソーで購入してみました。
それが、これ。
「けずりじょ~ず」、という商品名でした。
カラーはブルーの他に、ピンクやイエローなど、100鈞らしいラインナップでした(笑)。
この商品、右手にネジが付いておりまして、これを回すと5段階に芯のトントン具合を設定できるようになっています。
番号は1~5、小さい丸い穴のところに希望の番号を合わせます。画像は一番尖る「1」をセットしています。
ケリケリケリ、と軽く回すと、ま~るくなった芯先は、
ごらんのとおりのピンピン、トントンに。
正直、100鈞だからな~、とあまり期待していなかったのですが、予想に反してかなり快適な削り心地でした。いつもスクールの鉛筆削りを使っていたのですが、刃が古くなっている為かこんなに綺麗な芯先にならず、それでもゴリゴリ力を入れて削ると、無駄な圧がかかって芯が折れてしまうことも度々。 いら~、として何度も削るとアッというまに色鉛筆が短くなってしまいます。これはストレス~~、しかも勿体ない~。
という訳で、鉛筆削りは少しでも削りにくくなったらどんどん新しいのに変えるのが得策のようです。100鈞だったら気兼ねなく買い換えができますね。
細くなった芯先で、更に描き詰めまして、前回よりもよりクリアになったのではないでしょうか。
おっと、髭が口から生えてるみたいになってますね、修正します~
本日は台風10号の影響で帰省先から戻れず、実家でマッタリ。早く涼しくならないかな~。
本日もお立ち寄り、ありがとうございました。