こんにちは、saccoです。
今日、こちら関西は一日雨降りの日曜日でした。
桜の花は咲き始め、ここ一週間くらいでしょうか、見頃は。
雨に気が揉めるシーズンですね。
今日は最近描いたペン画のご紹介。
ポーランドの廃墟となったお城です。
緑も無い、お花も無い、人も居ない、遠景も無い、要素数が少なく、なんとなくちょっと寂しい感じですが、サクっと描いてみたくなりまして。
この日のポーランドは、ときどき雨のチラつく曇天でしたので、光の調子も緩やかです。
写真をもとに描いておりますが、明暗が曖昧でした。スクールの先生のご指導は、光の方向を意識して面で表現すること。作品ではちょっと誇張した面の演出も必要なのです。後は、これもいつも言われる事ですが、作品の中で表現を統一する事。これ、なかなか文章で表現しづらいのですが、例えば光と面の関係のどこにどのようにペンを入れるかを決め、全てのパーツを同じルール、リズムで描く事が大切だそうです。
で、今回、私がやってみたのは、光の当たる面のエッジはペンは入れず絵具だけで表現する、というルールで描く事です。
塔の上にペンは入れず淡い絵具のエッジだけです。空に向けてフワっと抜ける感じになりました。
ここも、
ここも。
全体的にガッツリ描き込んだ強さはありませんが、サクっと軽く小洒落た感じになったと思っています。sacco好みね。
こうして、自分らしさ、自分だけの表現を作り込んで行く作業が楽しいですね。
本日もお立ち寄りいただきありがとうございました。