こんにちは、saccoです。
1週間前になりますが、9/4日は前田青邨記念大賞展の授賞式に行ってきました。
台風の影響を危惧していたのですが、当日はとても良いお天気でした。
市長様より頂いた賞状は、中津川の名産品である檜で作られた木製のもので、ずっしりと重く、改めて賞の重みをかみしめましたよ。
こちらのブログをいつも読んで下さっている皆さんはご存じの通り、実はsaccoはこの公募には特段の思い入れもなく、予備知識もなく応募してしまいました。ですので、中津川という地や前田青邨先生についての知識も無かったのですが、改めてこのようなご縁を頂き日本画作家としてのスタート地点として忘れられない出来事となった事は感慨深いですね。今日は市から頂いた前田青邨先生の本を読み、その壮大な画業に思いを馳せておりました。
表彰式を待ってる間、お隣にいらした大賞を受賞された作家さんと歓談などもし、「お若いのに凄いわね~。ご挨拶のスピーチ頑張ってね~」などと気軽にお声掛けしていたのですが、後で調べたら様々の賞歴を持って活躍されている作家さんだったようで、あ~、もう穴があったら入りたい。。関西のおばちゃん丸出しでした~。
当日は賞状をいただいた後、受賞者のご挨拶コーナーがありました。saccoも自宅で一応、2,3回練習をしたりなんかして本番に臨みました。お調子者なので人前で話すのは割と好きだったりもして、関西人あるあるのオチも仕込んで笑い取れるかな~、なんて楽しみにしていたのですが、、、話始めて少しすると、ぐう~っと押し寄せる頭痛^_^;。なんだコレは。早く話終わって着席しようと思ったけど、最後まで話してたら台上でぶっ倒れるかも。。。。それはあまりにぶざま過ぎる、と思い、途中でギブアップ、退場させて頂きました。く~、なんという失態。。。
一生に一度しかないかも知れない晴れ舞台で、お笑いのセンスを発動することも出来ずあえなく退場とは。。ロビーの長椅子でベローンと横になって休みながら、ひたすら情けない気持ちで一杯でした。ま、でもね、思えば企画元の市役所の皆さんにも優しいお声を掛けていただき、市長さんや審査員の先生にも心配していただき、心温まる思いで一杯になりました。ある意味、人々の記憶に残る受賞者になったのでは、と立ち直りの早いsaccoは笑顔で中津川を後にしましたwww。
ところでこの原因不明の突然の経験したことのない頭痛ですが、レースのついたオシャレ系のマスクを着用していたことによる酸欠ではないか、という結論に至りました。
皆さん、くれぐれもスピーチをするときは見た目よりも機能性のある不織布のマスクをお勧めしますよ。
そんなこんなで、会場レポも出来ないくらいヘロヘロだったので、もっとも大事な展覧会の内容について語れないのですが、ざっと観た感じ総じてレベルの高い作品が多かったように感じましたね。過去の受賞者の作品もずら~と並び、なめるように絵具の盛り方などを観察したかったのですが体調不良で残念でした。
日本画家の藤井智美先生には作品の講評をいただきました。作品上部の桜は現地でスケッチをしましたか? と。そうなんです、痛いところを突っ込まれました。そこのところが一番苦戦したところなんです。やっぱり横着してスケッチもせずに写真を頼りに描くのはNGですね。スボラな制作態度を改めようと思えた事は収穫でした。
今年は応募数が少なかったようで出品者総数101名、入選者数60名という結果でした。面白いですね、いただいたパンフレットには年代別の集計値もあり、saccoなどは高齢組だと思っていたのですが、なんと70代が一番多く、次が60代でした。まだまだ頑張れそうですwww。
と言うことで、第9回 前田青邨記念大賞展 授賞式のトホホなご報告でした。
そろそろ秋かな、と思っておりましたが西日本はまだまだ厳しい暑さが続くようです。皆様、くれぐれもお身体大切に芸術の秋に向けて張り切っていきましょう!
本日もお立ち寄りいただきありがとうございました。