こんにちは、saccoです。
もう今年も残すところあと僅かとなってしまいました。
年々、年越しの特別感が薄れ、特に昨年からはクリスマスパーティーや忘年会といった年の瀬イベントも無くなったため、なんとな~く31日に就寝したら新年が来てた、なんて気分で年越ししてます。ま、歳とったのも一因でしょう。
年末と言えば、毎年、年賀状の作成は楽しくも微妙にプレッシャーなので早めにやっつけるようにしていたのですが、今年は25日まで放置するという体たらく。
で、本日、ようやく重い腰を上げて年賀状用の寅を水彩で描いてみましたので、その制作過程をご紹介しますよ♪
モデルは天王寺動物園の寅さんです。
適当にスマホで撮影した写真を選択しました。が、しまった>_<。画素密度粗くて情報量が少な過ぎ。撮影前に設定変更するのを忘れていました。ま、仕方ないからなんとかこれで描こう、と気を取り直し、いざ制作。
先ずは鉛筆で薄く下書きです(いつもながら画像暗くてすみません)。
今回は鉛筆の線も残す予定なので、丁寧に描きました。
一通り鉛筆が入ったところで、透明水彩でボディーの色を置きました。
お髭の塗り残しに神経を使います。あとはザクっと。
次に墨で黒をしっかりと入れていきます。鉛筆のタッチも残しつつ、墨をポイント絞って効果的に入れられないかな、かすれ感を活かしたいな、とか考えつつ手を動かします。
で、結局、ほぼ全体に墨を入れて仕舞いました。^_^;
ま、ね、よく有ることです。計画どおりには行かない。
下の状態で、一度、画像を取り込み年賀状の体裁に編集してみました。
年賀状の体裁が整うと、ちょっと単調でつまらなかったので、背景に色を入れてみることにしました。
失敗しても大丈夫なように上の画像もしっかりキープしておきます。一応ね。
背景の色をボディーの影にも少し入れました。これで空間と寅さんの一体感が出ますね。
よしこれでいいだろう、という事で、この後、水張りをしてパリっとしたら、もう一度スキャンして完成版の年賀状とします。
さてさて、どうでしたか?年賀状のイラスト作成、参考になりましたでしょうか?
sacco的には、もう少しデザイン的な要素のある粋な絵を描きたい、というのが最近の傾向。来年の年賀状イラストでは変化してるかな~。
明日は大寒波が来るようですね。みなさま、暖かくしてお過ごしくださいね。
本日もお立ち寄りいただきありがとうございました。