こんにちは、saccoです。
今日は随分と気温が下がり、ううう、真冬みたい!と思ったら、もう真冬でした(笑)。
そしてこのシーズン、毎年、ちょっと気が重いのが年賀状制作。
さっさとやっつけて気分軽くなりましょう。
という事で、今年も例年どおり干支を水彩で描きましたよ。
はい、ウサギさんです。先ずはペンでラフに形を取りました。紙はファブリアーノ。水張りしています。
右から光りがあたっているので、右の輪郭線はペンで描かず、白抜きにすることにしました。少し見づらいですが水色の部分がマスキング液で描写したところです。
マスキング液はシュミンケのボトルタイプを使ってみました。
こんなのね。手のひらにスッポリ収まる小さなボトルです。以前、シュミンケのペンタプのものを購入したのですが一度も使わないうちに固まってしまったので;_;、今回はボトルにしました。
マスキング液がしっかり乾いたら着彩です。
できるだけ硬くならないように少し太めの筆で緩く緩く色を重ねましたよ。
絵具がしっかり乾いてから、マスキング液を専用のゴムでコシコシ擦って取ったところです。慌てて紙が湿っている状態でコシコシすると紙が毛羽だったりめくれたりするので、急ぐ場合はドライヤーなどを使い完全に乾かして下さいね。
白がきつく残ってハリネズミのようになってますね^_^;。
この上から調子を見ながら更に着彩したりペンを加えていきます。
ハリハリがだいぶおさまりました。
なんだか普通すぎる仕上がりに、来年はもっと思い切ってデザインの要素を取り入れようかな、なんて思ってしまいます。来年は年女だしwww。
さて、今年はこれで準備完了。後はサインを入れて、この画像を使って年賀状を作ります。
それにしても年賀状、SNSが当たり前の時代になって年賀状を出す人も年々少なくなっているようですね。半世紀の永きにわたり手書きイラストを継続してきたsaccoとしては、やめたい反面、寂しくもあります。もう何十年も年賀状のやり取りしかしていない知人もいますが、だからこそ年賀状で「お変わりないのね」を確認できる事が良いようにも思います。子供の頃から元旦は朝一番で年賀状を見るのが、母の作ってくれるお雑煮と同じくらい楽しみでした。
来年はどうしようかな...
さてさて、今年も残り僅か。年越しの感慨も年々薄れてはおりますが、それでもピシっと気分を入れ替えて新しい一年が充実したものとなるよう張り切っていきたいと思います。
本日もお立ち寄りいただきありがとうございました。