こんにちは、saccoです。
ブログおサボり邁進中でございます。いけませんな。
なのにいつも訪問してくださる読者様、ありがとうございます。
コロナ第三波の影響もありまして、また巣籠もり生活になりましたので、マメに書いて行きたいと思います。
という事で、本日は年賀状用に作成した牛のイラストのご紹介です。
すっかりsaccoの定番メニューとなった、ペン画&透明水彩 です。
これから絵画を始めたい方でしたら、イラストってどんな風に描いていくの?と疑問をお持ちになる事もあるかと思い、我流ではありますが、気楽に描き進める感じを参考にしてくださると幸いです。
まず、対象となる牛の画像をネットのフリー素材で選び、軽く作戦を練って描き始めます。作戦、っていうのは、どんな風に魅力を仕込むか、という事です。ただ描いても仕方ありませんので。元となる画像は無くても良いと思うのですが、基本、写実のsaccoとしてはお手本必要です。リアルな表現が絵をピリっとさせてくれますからね。一番いいのは牧場にでも行って自分で撮影することですが、年賀状作成のために、それは現実的ではありません、ハイ。
おおよその形をペンで描いていきます。ここに効果的に透明水彩を追加していきたいところ。せっかく描くので、ペンのタッチも残したいな~、と、いろいろ考えながら手を進めます。
外せないのは、チラ見の目線。適当に描きつつも、何処に作品の魅力を潜ませるか、常に戦略は必要です。蹄なんかも、結構、魅力演出できます。画像を見ながら、そういう見せ場を探します。
と、そんな事を考えつつ、ペン描を進めます。とりあえずこれくらいで、絵具を入れてみましょう。後は色とペン、調子を見ながら進めます。鉛筆の下書きを消して、紙は水張りします。小さな作品でも、水張りは面倒くさがらずにやりましょう。ピシっとした仕上がりは、それだけで作品感が高まります。
シブカッコイイ、が好みのsaccoとしては、派手になりすぎないように、でも水彩の美しさを感じられるように様子を見ながら彩色していきます。ブルーはウルトラマリンを選びましたが、そのまま使うと生っぽくなって乖離感があるので、少しペインズグレーを混色しています。単調にならないように茶系も追加してみました。
もう少し、滲み感を活かしたかったのですが、上手い具合に立体に即した滲みができません^_^; ちょっと苦戦。
更にペンで締めつつ、絵具を追加し、お鼻にうっすらピンク(クリムソンレーキ)を足しました。
写実のピリっとした緊張感を残しつつ、絵画の味わいを活かす、そんな仕上がりを目指しているのですが、いつもマジメに描きすぎ感が否めませんな、もう少し抜けた感じ、世捨て人なムードを追加したいものです。が、A型が邪魔をします。。。ハハハ
後は、遊び心を追加するために、お尻のラインに沿ってサインを入れて完成としました。
以上、本日は軽~い感じのイラスト作成でした。
小さな作品は手軽に取り組めて楽しいです。もうちょっと冒険してもいいですね。
皆さんの制作の参考になりましたら幸いです。
ではでは、本日もお立ち寄りいただきありがとうございました。