こんにちは、saccoです。
暑い中にも秋を感じる今日この頃、西宮市大谷記念美術館で開催されているボローニャ国際絵本原画展に行って参りました。
もう何年も前から、旧来の友人と一緒に行く事を初秋の楽しみとしております。
「一年経つのが早いね~」
というのが、お決まりの挨拶です(笑)。
さて、このボローニャ国際絵本原画展、絵画にご興味がおありの方でしたらご存じの方も多いのではないかと思います。
イタリアの古都ボローニャで毎年開催される絵本コンクールでの入選作品を展示する展覧会で、世界各国からの応募があるようです。
作品の撮影は禁止されておりますので、エントランスの看板(おばさんの後ろ姿付き)で失礼します。
作品については、今年もバラエティ豊かで、ほのぼのとした作品、シュールな作品、キュートな作品、思わず笑える作品、皆さん趣向を凝らして魅力的な作品作りをされておりました。
年々、デジタル作品の比率が高くなってきているようですが、中には布に刺繍を施した作品、和紙に筆で描いた超シンプルな作品など、素材の質感を間近で感じることができる原画展ならではの味わい深い作品もありました。
今年は台湾の方の作品が多かったように思います。
このボローニャ絵画コンクール、作品についての制限は少なく、ストーリー性、メッセージ性のある5枚の絵画を作成すれば誰でも応募できます。入選するのは狭き門ですが、門戸が広いため、saccoの周りにも応募した人が少なからず。色鉛筆あり、版画あり、中には日本画で制作したお友達も。
毎年、魅力的な作品に刺激されて、一度、出品してみたいな~と思いつつ、また、あっという間に1年が過ぎていくのでした。
展覧会場である西宮市大谷美術館の魅力も外せません。建物はこじんまりとしておりますが、お庭が素晴らしいので大好きです。
池の水が涼やかで、
ススキの穂に秋を感じます。
来年もまた、同じ友達と元気に展覧会に出かけて、
「一年経つのは早いね~」
と、笑顔で言い交わしたいものです。
本日もお付き合い、ありがとうございました。