こんにちは、saccoです。
混合技法のニャンコ、先週、久しぶりに手を入れましたので、経過報告をしておきます。
以下の続きです。なんと、前回、こちらにアップしてから三ヶ月も経過しておりました。
カーテンにタイル、結構、苦労しました。
カーテンをしっかり描いたら、めちゃくちゃインパクトが強くなって、カーテンが主役の絵になってしまったような。。。
負けじと、チャンコのお顔を描画。
パツっとお顔が入りました。
我が子ながら、何考えてるんかな~、と思いながら手を入れました。対話する感じが楽しいです。
さて、この混合技法という油とテンペラで描く技法、このブログに遊びにいらしてくださる読者様の中には経験者も多いので実感していただけると思いますが、
油絵の具を専用の溶剤で溶いて、薄くグレーズ、その後、白のテンペラ絵具で細かく描き起こし、という行程をしつこく繰り返して画面を作って行きます。
前回描いた数日後、絵具が吸収されてマットな感じの画面になったところに、さっと透明色をグレーズすると、画面がパッと華やかに立ち上がって来ます。
そこにテンペラで形を追いかけると、グググっと生き生きした表情が出て来ます。この制作の過程が楽しくて、なんとも面倒な混合技法がやめられないsaccoです。
このグレーズの作業では、時として半不透明色や不透明色が必要な箇所も出てきます。画面の様子を見ながら使い分ける訳ですが、どうもそこの所の使い分けが、まだ習得出来ていないのでした。
このチャンコ王子、だいぶ完成が見えて来ました。もう少し手を入れて完成にもって行きたいと思います。
本日も、最後までお付き合い、ありがとうございました。