こんにちは、saccoです。
今日は個展の時に私が実践した額作りについてご紹介しますよ。
と申しましても、私、かなり不器用。工作、大の苦手。ノコギリ使えず、釘まっすぐに打てず、という人間です。
ですから、ご紹介するのは超簡易額、私に作れるので、作れない人はほぼいない、と思っていただければ間違いないかと。。
で、仕上がり感はこんな感じです。
サイズは横26cm×縦32cmです。厚みはかなり薄いので、水彩額、デッサン額の部類です。
因みに作品は、絹に日本画の水肥絵具で描画した猫です。
準備するものは次のとおり。
先ずは何はなくとも木材です。
コーナンで見つけたL字にカットされた檜です。
正直、これがあったから、自分にも作れると確信しました。
だって、これなら四隅をカットしてくっつけるだけだも~ん。
サイズは1.5cm角。本当は2cm角なんてのがあればバッチリだったのですが、ま、売ってないものは仕方ない。
購入する時は、反りがなくて木肌の綺麗なものを選びましょうね。
白木で仕上げる場合は色味も揃えておくといいでしょ
長さは90cmありますから、小振りな額なら二本でできますね。
そして、ボンドで貼り付けた木材をぐぐぐ~っと締めるクランプ。四角いものを四角く造るには必需品でした。
(使い方は次の記事で)
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さらに、トンボと板吊り。
これが実は探すのがなかなか骨がおれました。何故なら木材の細さ故、7.5mm幅の木にはみ出さないように金具を付けなければいけないからです。
探し出したのは、DIYパートナー山伸というネットショップです。
お店に直接電話をして、事情を説明し、カタログから探していただいて入荷いただき購入することができました。頼れるパートナーです。次からもこちらで購入します、私。
因みにトンボは5.4mm幅、板吊4mm幅です。
これなら7.5mm幅の木にも留められますね。
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額用の紐。今回は超簡易額ですから細い紐にしました。極小板吊に通せるサイズでないと使えませんので気をつけて。
そして、アクリル板。
小さい額ならば1.5mm厚、大きめの額(四つ切りサイズ以上くらい)ならば2mm厚が良いでしょう。今回、saccoは大量に作成しましたから、購入はこちら、はざい屋さん一択でした。100×200cmの大きいアクリル板を購入し、アクリルカッターで必要なサイズに切り分けましたよ。コストと品質、上々でしたよ。
因みにはざい屋さんでは、サイズを伝えればカットもしていただけます。2カットまで無料でしたので、適当なサイズを決めて2カット(4分割)にして送っていただくと扱いやすいですよ。
↓はざい屋さんのリンクです。
ペンキはダイソーのアクリルスプレー缶を購入しました。
そして~、木材を斜め45度にカットするために電ノコ~。
これは、saccoが通うアートスクールのものをお借りしました。
なんと、アートスクールの先生方は木工もするのでした。頼りになるね~。
その他、裏板用にベニヤ合板。今回、アクリル、マット、作品、裏板を7.5mm以内にしないといけませんので、2.5mm厚の一番薄いベニヤを購入しました。
お陰でカッターでカットする事ができ、ノコギリ苦手なsaccoとしては使い勝手良かったです。その上、額の出来上がりも軽いですしね。
その他必要なものは木工用ボンドくらいでしょうか。
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さてさて準備万端。
これで必要なものが全て揃いましたよ。
制作過程については、次の記事で~。
本日もお付き合いありがとうございました。