こんにちは、saccoです。
今日で2月も終わり、今年も1/6が終わりましたね、本当に早い。
そんな月末の日曜日は最高にご機嫌なお天気でした。
先週の水曜日、コロナ休学を終えて再開したスクールで、先生から金沢21世紀美術館で開催中のミヒャエル・ボレマンスとマーク・マンダースの二人展の感想を聞き、これは是非行かなければ、と思い立ちました。
ところが、なんと開催期間は2/28までとのこと。もう、この週末しかありません。
先生の感想はミヒャエル・ボレマンスの絵画作品に「キュンとしました~」との事、なんか良く分らないけど^_^;、実際に行って「キュン」を体験しましょう。
お友達何人かに声を掛けるも急すぎて調整付かず、ぶらっと独りで出かけることにしました。
指定も取らずに適当に乗った特急列車はコロナ自粛の影響かガラ空きで、往路復路、快適にうたた寝しながら^_^;移動できました。
冬の北陸でこの青空は本当に貴重です。キモちい~♪
館内は撮影禁止でしたので、ご興味ある方は美術館のサイトで作品を確認してください。因みに二人はベルギーの作家さんです。
展覧会のタイトルは「ダブル・サイレンス」。なるほど静かな画面は静謐で、しかし強いメッセージを感じました。作品のボリュームゾーンは人物で、油彩の他に映像作品などもありました。画面は意外に薄塗りで手数も決して多く無いのですが、圧倒的な存在感がありました。なんというか、魂の入れ物としての「肉」を感じる、と言うか…
アートの力は凄いですね。saccoなどは、日頃、極めて現実的で、即物的な思考で生きているのですが、そんな日常とは全く異次元の世界にぐい~んと引きずり込まれる、良くも悪しくも違和感バリバリの生き辛さを感じるのですが、それが微妙に心地よいのです。
なんだか意味不明の評になってしまいましたが、そんな違和感を感じに美術館に訪れるのが楽しいです。
先生の感じた「キュン」と私の「心のザラつき感」は、異質のものかも知れません。同質のものかも知れません。いくら言葉を尽してもそれぞれが感じる「感覚」は表現仕切れませんね、そこがまた面白いところです。
さて、目的のボレマンスを堪能した後は、美術館のコレクション展をざっと鑑賞し、30分も並んでスイミング・プールも鑑賞しました。
スイミング・プールとは、プールを地下のお部屋から見上げる、というものです。今日はお天気良くてそれなりに水面がキラキラ綺麗でした。ま、30分並ぶほどでもないな、というのが正直な感想ですが。
こうして、ゆっくり美術館を楽しんだ後は、石川県立美術館のカフェ⇒兼六園ぶらぶら⇒金沢城を通り抜けて⇒最後は近江町市場でお寿司とちょいと一杯で締める、というすっかりいつもの普通のオバサン(オジサン!?)に戻ったsaccoでした。
兼六園の梅。
夕空の金沢城。
そんなこんなで、2月も終わっていくのでした。そろそろ桜の便りが気になる季節ですね。
本日もお立ち寄りいただきありがとうございました。