こんにちは、saccoです。
旅行から帰って早くも2週間。そろそろお絵描きも再開して、日常の生活を取り戻したい今日この頃ですが、最後に旅ネタをもう一つ。
今日は宿泊について、です。
長年、ヨーロッパの旅を続けて来まして、最近は宿泊先の選定に重点を置いています。良い感じの宿泊先が抑えられた時は滞在を長めに取ったりもします。
旅行も回数を重ねると、一つでも多くの観光資源をくまなく回る事よりも、お気に入りの空間の中で過すことを優先したくなります。(もちろん、旅行の目的次第ではあります。)
僅かな時間の滞在ではありますが、「居ながらにして感じる」時間がとっても好きです。
今回のポーランド旅行でも、いろいろと調べると、あれも観たい、これも観たい、とプランがモリモリになってくるのですが、知人からモシュナというお城の宿泊を勧められ、それならば、と2連泊する事にしました。
これは、結構、いえ可なり正解だったのでは無いでしょうか?
宿泊した翌朝、目覚めてバルコニーに出てみるとこんな朝焼けが。
10月初旬のポーランドは既に寒く、早朝には霜が降りていました。
バルコニーから眺める人気(ヒトケ)の無いお城の庭園。急いで身支度をして朝食前にお庭をお散歩しました。
朝日がお城を照らして、なんとも清々しい気分です。左の方に居るのは今回のご同行者。なんだかホップしてますねえ。
水鳥が遊ぶ池に行くと、おっと、こんな子が近寄って来ました。あなたはみにくいアヒルの子ね、そのうち綺麗な白鳥になるのでしょう。
う~ん、でも、あまり近くに来るとお母さんちょっと怖いです~。噛まないでね~。
毎朝、毎朝、ここにはこんなに素敵は朝が訪れるのでしょう。ひっそりと。
そして、お散歩の後は朝食です。
え?盛りすぎでしょう、って?おかわりしたことは、ここだけの秘密にしてくださいね。どでかいピクルスや、オリーブ、旅行中は意識してお野菜をしっかり摂ります。
食事も終わって、お部屋に戻ります。
えっとえっと、お部屋はどちらでしたっけ~。広いお城は迷路のようで迷います。
こんな、とんでもなく素晴らしいお城の設えも、なんとなく特別感なく普通の事のように テケテケと我が部屋に向かいます。まるで我が家のように。。。
そして、お部屋と言ったら。。。
こんなベッドルーム、横にはグランドピアノ。
皆で過すリビング(!?)もひたすら豪華。
笑ってしまったバスルーム。さすがにこちらでお風呂は入りませんで、別途設えられた機能的なシャワールームを使いました。いや、恥ずかしいでしょ、ここでは。
10月のポーランドは、壮絶なまでの紅葉。
こんな素敵な宿泊先、1泊じゃ勿体ない。こんな「感じる」、「味わう」旅がsaccoのお気に入りです。
それでも、あまりにお高いと、ちょっと退いてしまいますが、なんと、豪華朝食付きで上記の一番広くてゴージャスなお部屋を利用して、一人一泊あたり6000円程度。
いやいや、これなら1週間滞在して、毎日スケッチしても良かったかもです。
さて、このモシュナ城、現時点ではbooking.comやhotel.comからも予約ができませんので、行ってみられたい方は以下のサイトから直接お問い合わせください。
mosznazamek.pl
メールアドレスが記載されていますので、英語でリクエストすれば良いかと思います。
場所は、ポーランドの南東部、オポレという街まで鉄道で行き、そこからバス、またはタクシーを使うようです。
(私は、ヴロツワフからタクシーをお願いし、ヤヴォル、シフィドニツア平和教会を経てモシュナに入りました。ポーランドではタクシーの料金もお安目の設定ですので、人数が集まればタクシー観光も楽々で効率がいいですよ。)
宿泊は、素敵なところを選ぶと、朝目が覚めてから眠りにつくまで、ず~っと幸せ気分です。頑張って観光でかけずり回って、大型チェーンホテルで就寝、では少し味気ないと思う今日この頃です。
本日も、お付き合いありがとうございました。
そろそろお絵描きのペースを取り戻さないといけませんね。さて、今週は何を描きましょう♪