こんにちは、saccoです。
今日は、混合技法小さな花の絵の二作目のご紹介です。
前回、ご覧いただいたこちらのシリーズものとして描きました。
15cm角の小さな支持体を2つ作ってあったので、2作、趣の違うダリアを表現しようと。
前回の可愛らしい作品とは対比的に暗闇に浮かぶ赤い花びらを妖艶な感じで描いてみようと思いまして。赤と黒だし、普通に描けば普通にカッコよくなるだろうと安易に考えたのが間違いでした。
なんだか画面全体が黒く沈んでしまったり、絵具の吸収が激しいのか画面全体が白っぽくなってしまったり。不透明で破壊力満点のカドミウムレッドを多用したら、画面がパツパツになったり。。。なんとも、打つ手打つ手が決まらず、投げ出したい気持ちを抑えてなんとかここまで来ました。
ようやく花らしくなって来ましたので、ここからもう少し、色気のあるお花に仕立て上げて行きますよ。具体的には、透明色の赤と不透明の赤、そして青などを加えつつ、切り貼り絵のようになってしまった花びらに柔らかな風合いを追加したいところです。できるか!? 難しいなあ。。。混合技法。
昨日、スクールの油彩画セミナーに顔を出し、油彩の基本的な話を改めて聞いてみました。
先生曰くは、先ず不透明な絵具などでしっかりベースを作り、半透明などで描き進み、仕上げが近づくと透明色の絵の具を薄くグレーズしていく訳ですが、このグレーズ、基本点には何度もいろんな色を掛けるのではなく、一発で決める、くらいの手数が良いそうです。グダグダ触らない、計画通り、設計どおりに少ない手番で的確に、という事ですね、なんか納得です。グダグダ触って、また不透明色からやり直すと、振り出しにもどっちゃう訳で、これではいつまでたっても絵は仕上がらないそうです。
混合技法って何? という方は以下の記事も参考にしてくださいね。
saccoも自分のブログを読み返しつつ制作しております。
さてさて、夏もそろそろ後半? 連日の暑さで疲れも溜まってきました。皆さんもどうも無理をなされずに、厳しい夏を乗り越えてくださいね。早く気持ちの良い秋が来ないかな~
本日もお立ち寄りありがとうございました。