こんにちは、saccoです。
今日も爽やかな秋晴れです。
最近は時間に余裕ができたので珍しく昼間の投稿。段々と夜にパソコンに向かうのがしんどくなってきました。。。歳。。。?
さて、もう一年以上も前に描きかけて永らく寝かしていた作品に久しぶりに手を入れました。
こちらでもアップさせていただいたことがあるのですが、紫の薔薇です。
濁りのない爽やかな紫にしたかったので、ほぼ混色をせず、描き込みの密度だけで複雑さを表現しようと思ったですが、どうも説得力無し。
もう一度、薔薇園で撮影した画像をじっくり見ると、自然界の色はそんなに単調ではないですね。
汚れた感じにはしたくないけど、もう少し色の振り幅が欲しいところ。
そこで取り出したのが、自分でもちょっと以外な色、Caput mortuum(カプットモータム、って読むのかなあ)。こんな色です。
超年季の入ったチューブですみません。赤みの強い不透明の茶系で、かなりクセが強い絵具です。
これを細い筆でちょこちょとと塗り、
指先ですりすり塗り込みます。
こんな感じで、少しナチュラルになりました。
植物って、よくよく観るとけっこうグロテスクだったり、小汚かったり、でもそれらをマルっとまとめてやっぱり魅力的なんですよね。綺麗に描こうなんて思わずにしっかり突き詰めると自然と絵も魅力的になってくるのかも知れません。
奥が深いですね。。。自然が先生です。
ではでは、また小さな発見をアップしていきますのでお楽しみに。