こんにちは、saccoです。
今日は、2017年春に行ったリトアニアのドルスキニンカイについて。
旅行の下調べのため某有名ガイドブックを見ていたら、この耳馴染みの悪い地名が飛び込んで来ました。何でもSPAで有名な保養地らしい。場所はリトアニアの首都ヴィルニュスから南西120Km程下ったところ、ベラルーシとの国境間際です。
ネットで調べても情報少な~い。ならば余計に行きたくなるのが人情でしょう。
行き方は、ヴィルニュス駅に隣接するバスターミナルから出発するバスに乗って約2時間くらいで着きます。10ユーロ少々。
チケットオフィスでチケットを購入し乗り場を確認して、いざ出発です。
バスはこちら
ドルスキニンカイまでの道のりはひたすら森林の中を行きます。
都市部にだけいると気付かないのですが、バスで長距離の移動をすると、リトアニアが森の国であることをしみじみと感じます。その国の本当の顔が見えてくるのはこういう時でしょう。その豊かさも貧しさもひっくるめて。今は長閑に見えるこの景色ですが、厳しい戦火に見舞われた時代もあったことでしょう。
ぼ~っと車窓の景色を眺めながら物思いに耽る時間がとても好きです。
ごくたまに途中の停車場で乗降する人が居ますが、はっきり言ってあまり人は見かけません。こんなところでバスを降りた人って、どこに行くんだろう。。。家があるのかなあ。。。。たくさん歩くんでしょうねえ。。
そうこうしているうちにドルスキニンカイのバス停に到着。乗客もバス停も人の姿は疎らでした。なんか寂れた感じ。。。
途中のインフォメーションで地図を貰い、街中に向けて歩きます。バス停からは少し離れていますが、一本道なので迷うことはありません。帰りのバスに乗り遅れないよう、時間を確認して歩き始めましょう。
街中までくると、リゾート地らしい瀟洒な建物や、小ぶりな教会などが現れます。
ま、そんなに見応えはないですが、適当に目を楽しませてくれます。
そして更に突き進むとネムナス川にぐるっと囲まれた森林公園のようなところに着きます。
いや~、来たねえ。こんな景観を待ち望んでいました。
思わず深呼吸したくなるような森の癒やし。
湿地になっているところもあります。豊かな自然の恵みを感じます。
う~ん、綺麗な絵が描けそうだ、という事で写真をパチリパチリ。
湿地帯にどよよ~んと黒い木立。うひょ。
白樺の梢も美しいです。
人気のない広い公園の中、気持ちいいけど、ちょっと怖いような。。。
ここで、ぶす~って刺されでもしたら発見されずに白骨化するだろうなあ、なんて考えつつ。。
途中、釣りをしているおじさんに出逢いました。人を見かけると、ちょっとほっとします。熊じゃなくて良かった。。。
そんなこんなで、ランチの時間も入れて3時間ばかし、森林が美しいドルスキニンカイを満喫しました。
因みにランチですが、VELVETTIというB&B併設のレストランが有名らしく、楽しみにしていたのですが、行った日は丁度お休みでした。う~~~、残念。次回に期待しましょう。詰めが甘いね。
VELVETTIさんはこちら
https://www.facebook.com/velvetti/
以上、本日はリトアニアの保養地、ドルスキニンカイのご紹介でした。
リトアニア滞在中、時間に余裕がある方、自然大好き、という方にお勧めです。
本日も、最後までお付き合いいただきありがとうございました。