こんにちは、saccoです。
さて、本日は先日仕上げたヨークシャーテリアの まめ子をご紹介しますよ。
まめ子はいつもペロンと舌がはみ出ているのが特徴です。
ご依頼主様から画像を何枚か頂いたのですが、細部(特に鼻とか、目とか)が詳細に写っておらず、なかなか苦労しました。
情報量の少ない中、ご依頼主様が日々感じている、愛すべきまめ子の姿にどれくらい迫れるか、これは結構むずかしい作業でした。
こちらは描き始めの画像です。
ネットで色鉛筆画作家さんの制作課程を拝見すると、狭い面積を高密度で描写し、その面積を段々拡大していくことで仕上げられる方が多いようですね。
私は、全体に少しずつ手を入れて調子を見ながら段階的に密度を上げていきます。描画のアプローチは様々ですね。皆さんがご自分に合った描写方法を習得される事が一番だと思います。
こちらは、ほぼほぼ完成したまめ子。
今回、お勉強した事。例えば目の表情。目玉そのものの描写だけでは目の表情は描けませんでした。その周りにできる陰の形、これらをちゃんと描ききらないと、まめ子の甘えんぼな表情は表現できません。同じように、頭部の骨格に沿ってできるトーン、この微妙な形の全てが、愛くるしいまめ子の表情を形作ります。
いやはや、ワンコの描写は思ったより手強かったです。制作の先に、ワンコのご家族の思い入れがあるから難しいのでしょう。これが単にご依頼主様不在で、ネットの画像で制作するだけなら、そこまでの突っ込みはしなかったと思います。
まめ子を描かせていただき、また多くの学びがありました。
まめ子、感謝。。。
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。